2013年10月14日月曜日

WindowsXPとおさらばして次に選んだOSとは・・・


 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?秋の季節ですけど、未だ不安定な気温差で体調崩されてる方を多くみます。皆さんもお体にはお気をつけ下さいね。

 さて、パソコンOSのWindowsXPが来年2014年4月9日でサポート終了なんだそうです。ということで今回は、パソコンOSをどうするか・・・な記事で更新したいと思います。

 私もこれまでWindowsXPユーザーだったのですが、よく考えるとXPって10年以上も経つOSなんですね。もうこのままでいいじゃん、と思えるくらい使い慣れたOSですが、マイクロソフトも金儲けをする以上、アップグレード&サポート終了から逃れられない運命にあります。ちぇ。

 巷では多くのユーザーさんがWindows7or8にアップグレードされてるかと思います。私の場合、金はかけたくない、マイクロソフトにはあまりいい思いがない、云々かんぬんで躊躇していたのですが、はたと思い出すことがありました。Linuxがあるじゃないか。

 10年くらい前に、ネットワーク&サーバ構築の勉強で、Linuxを弄っていたのを思い出しました。すっかり忘れていましたが、ちょっと苦労してでもWindowsと決別して幸せになったる、ということでパソコンOSをLinuxに入れ替えることにしました。

 Linuxとは、1991年にフィンランドで生まれたUnixソックリなフリーのOSです。世界中の開発者によって手が加えられながら無料で配布されていて、普通のパソコンでも軽快に動き、誰でも利用可能なものです。Linuxは実はOSの核(カーネル)を担うものであって、それを使いやすくする為の機能を追加したものがディストリビューションと呼ばれているものです。

 以前だと、ディストリビューションはRedhatかTurboLinuxなんかが台頭してた気がしますが、最近はこれらに代わって、また様々なディストリビューションが登場しているようです。沢山あるので迷ってしまいましたが、結局は人気があって初心者向けでもあるUbuntuというディストリビューションを選ぶことにしました。

 インストールは公式ページからダウンロードしたISOイメージをDVDに焼いてそれを元に実施しました。細かい説明は省きますが、思ってたより判りやすくインストールができました。途中、ハードディスクの領域をどう分割してファイルシステムをどうするか等、専門的な設定箇所もありますが、これだけはLinuxの必須条件として事前学習をしておきたいところです。(対象パソコンのハードウェア構成の把握も必須ですね)

 という訳で、この記事も既にLinuxと化したパソコンから入力してたりします。UbuntuはデスクトップのデザインがXPとは違うので違和感がありましたが、すぐに慣れてしまいました。そして、カッコいいです。ランチャー登録したアイコンからアプリやツールを起動するのはXPでもあった感覚だし、GUIとしての操作感覚はまず問題ないですね。XPで使ってきたフリーのアプリやツールはLinux用としても配布されていて、Ubuntuには専用のプログラムでダウンロードとインストールが出来てしまいます。


(こんな感じです・・・GIMPがちゃんと動けば文句ないです(笑))

 標準で入っているアプリやツールでほぼ事足りてしまいます。インターネットはFirefox、エディタはgedit、マイクロソフトOfficeのデータであれば互換性のあるLibreOfficeとか。毎度のGIMPやVLCプレイヤーなんかは、前述の専用プログラムであっという間です。また、カスタマイズ感もWindowsの比ではないです。

 Linuxはネットワークやセキュリティにも特化されているので、この辺を勉強するにはもってこいの環境でもあります。また、Windowsと比べてセキュリティ上の脅威に晒されていないので割と安心です。しかし可能性はゼロではないので、セキュリティアップデートや不要なアクセスには注意したいものです。

 Windowsがダメということはなく、人によっては最適なOS環境であると思います。商用のソフトでWindows版が充実しているのもあるでしょう。でも、そこまでWindowsに依存してる訳でもなく、金も使いたくない(笑)という方がおられましたら、一度Linuxへの乗り換えを検討されてはいかがでしょうか?


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2013年10月6日日曜日

映画『ウォーターボーイ』 ・・・アメフト部の給水係が大活躍します

●原題:The Waterboy
●ジャンル:コメディ/スポーツ
●上映時間:90min
●製作年:1998年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:フランク・コラチ
◆出演:アダム・サンドラー、キャシー・ベイツ、ファイルザ・バルク、ヘンリー・ウィンクラー、ジェリー・リード、ローレンス・ギリアード・Jr、ブレイク・クラーク、クリント・ハワード、ロブ・シュナイダー、フランク・コラチ、その他大勢

 10月といえば衣替えですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?まだ少々暑かったりしますが、ひょっとすると秋はすっ飛ばされて冬に突入したりするのでしょうか?

【ストーリー】
 アメリカの片田舎。ある大学アメフト部で長年、給水係として働いてきたマザコン男のボビーは、ひょんなことでクビになってしまう。ママの反対を押し切り、他の大学アメフト部で新たに働くことにしたボビーは、極度の水質オタクでもあり、常に良質な給水を頃がけていた。ある日のこと、イジメでブチ切れたボビーは部員に猛烈タックルしてしまう。その様に惚れ込んだ監督は、落ち目のアメフト部を復活させるべく、ボビーをスカウトすることにするが・・・。



【感想と雑談】
 このタイトルから『ウォーターボーイズ』('01)のことが浮かぶかもしれません。大ヒットな邦画でしたからね。しかし残念ながら、本作は全然違います。邦画の方は男子シンクロナイズドに挑む高校生達ですが、本作は飲水に命を賭ける一人の男(笑)なんです。紛らわしいタイトルです。

 主役のボビーを演じるのはコメディ役者のアダム・サンドラーで、監督はフランク・コラチ。以前、記事にした『もしも昨日が選べたら』('06)でも組んでましたね。なんでしょうか、この二人による独特のリズムというのでしょうか、このノリはなかなか良いと思います。現代劇ですが、ファンタジーの領域に突入するくらいに、非現実的なところがあって楽しいです。

 マザコンでちょっとオツムの足らないボビーは、せっかく用意した綺麗な水をイジメで台無しにされ、いつも温和なのにブチ切れてしまい部員らに猛タックル。それがきっかけでボビーは選手にされてしまいますが、いざグラウンドに立つと使い物になりません。そこで監督はボビーに、嫌いなものを想像してタックルすれ、とアドバイス。それ以来、ボビーの躍進劇が始まります。



 共演がまた素晴らしいです。ボビーのママを演じるのは名女優キャシー・ベイツ。肝っ玉で優しいママですが、ボビーに寄りつくものは全て悪魔と見なし、周りに心を開こうとしません。幼少時代のボビーとママの会話。ボビー「ママ、フランクリンが電気を発見したのはいつ?」、ママ「電気を発見したのはママだよ。フランクリンは悪魔よ!」。ママの強引な教育でボビーは成長してきた模様です。アメフトで怪我したのをゴリラに襲われたと嘘付かれ、ゴリラを指名手配するママが笑えます。

 それと、本作を最も際立ててる女優がいます。それはボビーを思う不良少女ヴィッキーを演じるファイルザ・バルク。あの睨まれたら萎縮確実な顔付きが堪りません。しかし本作での彼女はとても可愛いのです。観てきた大半が強面な役だっただけに、このインパクトは相当なものです。情けないボビーを懸命に愛し、応援する健気な不良少女が可愛すぎて、本作のマックス値になっています。オチで見せる姿には感無量・・・。

 その他、アメフト部のコーチが訛り酷すぎて誰も解読できないとか、せっかくのチアリーダーらが飲ん兵衛で全く機能していないとか、チームの監督が弱気なのはライバルチームの監督との確執にあるとか、地元応援団の男が不細工クリント・ハワード(ロン・ハワード監督の弟)だとか、いろいろ見せ場に事欠きません。


(逆三角形タトゥーがアクセント。嫁にしたいくらいです)

 あるトラブルで大学を追いやられ、更にはママが病で倒れてしまったボビーは、やはり悪魔の仕業だったんだと観念し、ママと地道に生きていく決心をします。諦めきれないヴィッキーや地元応援団らは、そんなボビーを何とかして立ち直らせようとしますが・・・。

 アダム・サンドラーで好き嫌いが分かれそうですが、それがクリアできれば、随分と楽しめるものと思います。特にどんでん返しとかなく、想定内のオチを迎えますが、こういうコメディ作品は総立ちなキャラが展開の中で、如何にバカをやって笑わせてくれるかですよね。まあ、私にとっては、何といっても、

 ファイルザ・バルクがNo1。



 あ、これもう15年も前の作品になるんだ。月日が経つのが早すぎるだろ・・・。


(C) MCMXCVIII All Rights Reserved
【出典】『ウォーターボーイ』/ブエナ ビスタ ホーム エンタテイメント

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