2010年9月12日日曜日

Atomik Harmonik ・・・スロベニアといえばこれです

 今回は音楽ネタです。
 スロベニアの音楽ユニット、Atomik Harmonik。

 だいぶ前ですが、キャンディストライパーって一体ナニ、という疑問から辿り着いてしまった曲『Turbo Polka』。これのPVが夢の世界すぎて、しばらくは”もうスロベニアしかない”と勝手に決め付けていた訳ですが、熱もやや冷めてしまったここ最近、またそれに輪をかけるようなPVを発見してしまい再燃焼。ここに紹介する次第であります。また始まったか・・・とお思いでしょうが、今回も懲りずに見守って頂ければと思います(笑)。
 
 Atomik Harmonik のコンセプトは、ヨーロッパのボヘミア地方に伝わる民族音楽Polkaということで、その曲調はとても軽快で牧歌的、そしてビジュアル的には目に染みるほどの眩しさという斬新な組合せ。総合的にハッピーな気分にしてくれる大変素晴らしいもの。メンバーは、男性ボーカル1人、女性ボーカル2人、アコーディオン1人、の4人構成のようです。
 
 PVはどれもこれも趣向を凝らしていますが、まず目に止まるのが女性ボーカルの美貌&ゴージャスさです。よくぞここまで育った!と叫ばずにはいられない容姿に、世の男性諸氏は滅亡寸前です。そして、イケメンとは言い難い男性ボーカルがいつもモテモテの役という、いつか夢は叶うぜな展開を見せてくれます。言葉は勿論わかりませんが、きっと見たまんまのことを歌ってるのでしょう。終始明るくて、とにかくハッピーになれます。一部悶々とするかもしれませんけどね。
 
 スロベニアは近年に社会主義連邦から独立した国の一つですが、元々西側寄りのところや国民気質もあって早くから情勢は安定したんだとか。こんな素敵な音楽が生まれるのも頷けますね。2004年に結成され現在も活動されてる模様ですが、残念ながら日本ではリリースされていないようで、ネットでもあまり情報がヒットしません。周辺諸国では人気があるようですが、かつてのヨーロッパ系のアバやアラベスクみたいに日本で流行ることはないんでしょうかね。スロベニアに行ってみたい今日この頃です。
 
 とにかく素晴らしいとしか言いようのないPV揃いです。・・・もしご覧頂けるようでしたらやや重めですので、一旦ポーズして読込みを進めてから、再生されることをお薦めします。

<2010/9/14 追記>
 後で知ったのですが、Atomik Harmonikは「Turbo Folk」というジャンルになるんだそうです。調べてみると、旧ユーゴスラビア一帯から生まれた比較的新しい音楽のようですが、「Folk=民族」を「ターボ」するってことで、なるほど新しくて激しい民族音楽が期待できる訳です。で、試しにYoutubeで検索してみました。そしたらクロアチアの女性歌手がヒットしたのですが、思ってたよりもアクが強くてヘビーな感じ。でも何度か聴く度にハマッていく予感。旧ユーゴの各国では様々な民族音楽がアレンジされてるってことか。このクロアチアの例からすると、東にいくほど濃い楽曲になっていくんじゃないでしょうか。スロベニアは旧ユーゴの最西端の国なので、Atomik Harmonikは「Turbo Folk」の中では最も明るい音作りをしてるユニットなのでは、と思ったりしてます。


『Brizgalna Brizga』('04)
 意味は「シリンジスプラッシュ」(なにそれ)。ファーストヒット曲のライブです。自分も拡声器持って乱入したくなるほど楽しそう。因みにこれをカバーしたのが『Turbo Polka』になります。ほんとスロベニアっていい国だなあ。素晴らしいです。


『Goveja župca』('06)
 意味は「牛肉スープ」? 出てくる男性連中が羨ましすぎるPVです。そんなに揺らさないで欲しい・・・と日記に書いておきました。素晴らしいです。


『Choco La』('??)
 チョコって色んな効能があるんだよな。思わず身体が熱くなります(笑)。割と最近のPVのようですが、女性ボーカルの1人に異変が起きてるのが気がかり。チョコの食いすぎ?それとも始まってる?素晴らしいです。


『Polkaholik』('06)
 懲りずに追加します(笑)。コントみたいに女性が入り乱れる様が、これまた楽しくて仕方ありません。お色気はデフォルト状態ですが、金髪フェチ、胸フェチ、花嫁フェチ、ナースフェチ、腋フェチにも満足頂ける(たぶん)オマケ付きのお得なPV。何度も観たくなる中毒性あり(自分だけ)。ところで、女性ボーカルの片割れはまた変わってないか。ウェルカムだけども。高画質アップぷりーず。誰も観てくれなくてもOK、これは自分専用の作業用PVなのです。素晴らしいです。


ところでキャンディストライパーってナニ?
 キャンディストライパー(Candy Striper)とは、女の子による病院内のボランティア活動だそうで、制服のピンクのストライプ模様がキャンディ柄に見えるところから命名されたらしいです。

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4 件のコメント:

  1. こんにちは、日曜のお昼にぴったりなエントリーです^ ^

    「スロヴェンカ」 という映画を見ると、こんな楽しいことばかりではない気もするスロヴェニアですが、イタリアに近いせいか、根が陽気そうですね。

    それともこの明るさは、戦後日本の美空ひばりやザ・ピーナッツなのかもしれません。

    例の女性ヴォーカルの一人ですが、もともと04年にはちょっとポッチャリしてるようで、06年で少し締まり、最後にリバウンドしたのではないでしょうか。 あるいはスロヴェニアにも飽食の時代が訪れているのかもしれません。 。

    Govejaっと応援!!

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  2. >kiona様
    こんばんは!

    「スロヴェンカ」記事、見逃していました><。どうやらこちらは影のある作品のようですね。。。
    独立後は安泰みたいなこと書いちゃいましたが、確かにその後も何らかの問題を抱えているんですね。まあ、それでも他国より平和そうなのが何よりですが。
    そんな状況を元気付ける為、このグループは誕生したと思いたいです。EU加盟の'04年に結成していて、偶然なのかお祭り感覚でなのか不明ですが、とにかく誕生してくれて有難うと言いたいです(笑)。

    女性ボーカルの件、見てくれましたか!たしかに'04年時はポッチャリしてますね。もうチョコのやつで、スラブ人の逆らえない運命に突入してるんじゃないかと・・・。水色のセーターが大変なことになってますけど、本当にリバウンドであって欲しいです。あと化粧も(笑;)。

    スロヴェニア!な応援コメントありがとうございました♪

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  3. おはようございます★

    キャンディーストライパーの話題から掘り下げましたね~(笑)
    素晴らしいPVです!
    1本目のTV歌番組のも微妙にバックダンサーの踊りがヘタで、かと思えば民族衣装ヘッドスピン野郎が出て来たりツッコミどころ満載で楽しいですね♪

    もともとポルカって民族音楽なんですよね。
    昔、「老人と子供のポルカ」なんてありましたけど、このグループは音を打ち込みの今風に変えて伝統を守り続けて行くスタンスなんでしょうか?

    どの曲も軽快で愉しくセクシー!
    FANになってしまいそうです(笑)

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  4. >Benny様
    こんばんは!

    PV観て頂けましたか?ありがとうございます!
    本当はありったけのPV貼り付けようかと思ったのですが、やりすぎて引かれるのもマズイかなと思って(笑;)。
    1本目の消防士ダンサー確かにヘタですね。でもそれが萌える(笑)。ヘッドスピン野郎、中途半端にバンドの一員になってるのが笑えました♪

    彼らは曲調がそうだし、曲名にもPolkaを多用しているので、民族音楽ポルカのスタンスは間違いないと思います。こういう民族音楽のアレンジや新しい流れを東ヨーロッパ方面では「Turbo Folk」って呼ぶらしいです。ちょっと最近、気になり出してます(笑)。

    記事に本情報と動画1コを懲りずに追加したので、もし宜しければ覗いてやって下さい。動画はセクシー倍増の保証付です!^^

    応援コメントありがとうございました♪

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