2008年7月21日月曜日

映画『恋のミニスカウエポン』 ・・・デヴォン青木が女子高生スパイなんだそうです

●原題:D.E.B.S.
●ジャンル:アクション/コメディ/ロマンス
●上映時間:91min
●製作年:2004年
●製作国:アメリカ
●言語:英語
●カラー:カラー
◆監督:アンジェリカ・ロビンソン
◆出演:サラ・フォスター、ジョーダナ・ブリュースター、デヴォン青木、その他大勢
◎評価:★★★★★☆☆☆☆☆

 ふと目に止まったこの1本。女子高生版チャーリーズエンジェルとか紹介されている。4人もいるのか。ひょっとして見っけもんかもしれない。


ファミレスみたいなスパイ養成学校で、上司のミスター・Pを囲むDEBSのメンバー

【ストーリー】
 大学進学適正試験の裏の仕組みによって選定された優秀な人材はスパイ養成学校へと進学しプロの道へと進む。マックス、エイミー、ジャネット、ドミニクの4人もそんな優秀な人材としてDEBSの称号を与えられ日夜スパイ活動を行っている。
 ある日のこと、世界が震え上がる犯罪組織の黒幕ルーシー・ダイヤモンドが久々に帰国するとの情報が入る。どうやらKGBの殺し屋と密会するらしいのだ。上司から密会の目的を探るよう指令を受けた4人はチームを組み行動に移る。
 密会の場所はレストラン。天井からブランコでぶら下がり張り込みするチームはルーシーとKGBの登場に緊張する。実はルーシーは同性愛者との見合いにやってきただけだが、最終的にCIAやFBIも巻き込んでの大騒動が起きてしまう。
 逃げようとしたルーシーは偶然エイミーと対峙。お互い警戒し合うのだが、やがて敵同士の関係を越えた感情が芽生えるのであった・・・・・・。

【感想と雑談】
 ゆるゆるのスパイアクション映画。しかもちょっと珍しい部類。

 4人の女子高生もどきが、組織の集合寮で目覚めるところから始まるのだが、この辺グイグイ飛ばしまくる。マイケル・クラーク・ダンカン演じる上司がモニタ越しに”起きれ!”と怒鳴り散らかすと、ミーガン・グッド演じるリーダー格のマックスが慌てて仲間を起こしまくる(引用①)。サラ・フォスター演じるエイミー、ジル・リッチー演じるジャネット、そしてデヴォン青木演じるドミニク。・・・ん?デヴォン青木?デヴォン青木は、男子禁制の寮にやたら男を連れ込む男好きの役でもあるらしい。

 スーツを着込んだマイケル・クラーク・ダンカンがやたら出現しては消えていくという、おそらく転送装置を使ってる設定だと思うのだけど、必ず前後に風が吹くのが可笑しい。ひょっとして3Dホログラムってやつ??どーでもいいけど。

 ジョーダナ・ブリュースター演じる黒幕ルーシー・ダイヤモンドは、やや男性らしさを感じるキャラだ(引用②)。設定が同性愛者(レズ)である。帰国したのはKGBの女殺し屋と見合いをする為というのが、ちょっと他にはない要素だと思う。レズを題材にしているのだ。
ここでは残念ながら相性が合わなかったらしく見合いを断念するのだが、この時に騒動が起こる。

 見合い会場のレストランの天井からサーカス団よろしく空中ブランコに乗って張り込みするDEBS一行が自ら自爆し騒動を起こすのだ(引用③)。あ、DEBSとは、「Discipline, Energy, Beauty, and Strength」の略なのだそーだ。この時、一番右端のブランコにタバコを吸うデヴォン青木がいる。ヘビースモーカーの役でもあるらしい。

 捜査を続行し銀行強盗中のルーシーを突き止めたDEBS一行は、罠にはまり金庫に閉じ込められてしまう。こんな時でさえタバコを吸うデヴォン青木がいる。

 やたら、デヴォン青木が目に付くのだけど、話の中心は黒幕ルーシーとDEBSエイミーのラブストーリーである。エイミーも元彼とうまくいかずレズに目覚めるのだ。そして、お互い敵同士の関係を乗り越え結ばれていくのだ(引用④)。

 女流監督のアンジェラ・ロビンソン自身もレズであるらしく、同性愛者が自然なことを前向きにやろうとしている様子をアッケラカンと明るく楽しく描いている。なんだか当り前のことのようにも見えてくる。結構アチラでは評判らしいのだ。

 しかし、見合いの辺りから”んん?”となって、ついにはベッドインするくだりでは”@@?!”となってしまう。正直。しかもその後、デヴォン青木がトドメを刺す感じだし(違うか)。しかしまあ、微妙なんだけどもこういう作品もたまには良いかもしれない。

 女性同士の恋愛に興味のある方か、大勢でワイワイガヤガヤ派の方なら楽しめる作品だと思います。あとデヴォン青木ファンの方。

 ジョーダナ・ブリュースターなんだけど、黒々としていてデミ・ムーアを彷彿とさせますね。結構ファンの方みえるようだけど、自分はエイミー役のサラ・フォスターがいいかな(´ω`)。
 デヴォン青木は『デッドオアアライブ』では良い感じだったのに、本作ではイマイチな撮られ方してると思う。


①上司のお呼びがかかったぞ。リーダーのマックスが”早くすれー!”とエイミーを呼ぶ。こんな時でもデヴォン青木は右端でスモーキング。


②ジョーダナ・ブリュースター演じる黒幕ルーシー。眉毛がりりしくて男らしいですね。オーストラリアを何度か沈没させようとしたらしいです。なんで?


③レストランの天井からブランコでぶら下がってます。”DEBS 張り込み 20時”だそーです。こんな時でもデヴォン青木は右端でスモーキング。


④黒幕ルーシーとDEBSエイミーの禁断のラブシーン。女の子同士のキスはいいけど、男同士のは見たくないぞ。

© 2004 Screen Gems,Inc. All Rights Reserved
【出典】『恋のミニスカウエポン』/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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2 件のコメント:

  1. デヴォン・青木って、ロッキー・青木の娘さんだったのですね。さっき調べるまで知りませんでした。お父さんつい先日他界されたばかりですが、あのお店食べに行った事ありますよ。高かったです。
    この作品ではその他大勢の一人だったのかな?今ではすっかり有名人ですけど。早く観たいな「シン・シティ2(3も)」です。
    応援凸

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  2. >whitedog様
    デヴォン青木、誰かの娘さんというのは
    聞いてました。でもあまり意識してなかった
    です(笑;。
    お父さんは、レストランのオーナーだったの
    ですか。料理人の娘さんですな。
    高いだけあって味も最高だったのでしょうか。他界と高いをかけてる訳ではないですよ。
    DOAは本作の後でした。ボケてました(笑;
    やっぱシンシティの無言のアサシン役がハマってますな。
    応援どうもです♪

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